Q.私は、「日本は借金が多いから海外投資をしたほうがいい」と知り合いにすすめられ、何かいい海外投資商品がないかと探していました。
そして、「いいファンドがある」と知り合いからすすめられ、2003年にマンインベストメントのAHLを契約して、5万ドルを投資しました。
非常にパフォーマンスがよかったのですが、年月が経ち、最近仕事を定年退職し、生活費などいろいろな資金が必要になってきたので、そろそろ解約して生活費にあてようかと思っています。

今までたくさんの書類が送られてきましたが、英語なので、書いていることがわからず、ずっと放置していました。

最近来た手紙を英語のわかる人に訳してもらったところ、パスポートなどの本人確認ができないため、私のファンドを一時凍結する旨の手紙のようでした。とても驚き、何とかしたいと思っております。

そこで、マンインベストメント社のAHLの凍結解除を行い、解約するか別のファンドにスイッチするか考えたいのですが、どうしたらいいでしょうか。

A.まず前提としてですが、現在は、マンインベストメントに連絡をとっても、凍結解除はできません。現在、マンインベストメントのAHLの運営はBNYMELLONに事業譲渡され、同社が運営しているようです(※ファンドの一部事業を譲渡しただけで、マンインベストメント社は現在も存在しています)。

したがって、解約したい場合は、まずはBNYMELLON社とやりとりを行い、所定のAHL凍結解除の手続きを取る必要があります。

多くの場合、日本語でサポートしてくれた当時の仲介業者などに連絡を取ろうとするようですが、連絡先を紛失してしまい、連絡を取る方法がないなどのケースもあるようです。

そのため、「ファンド凍結」といわれても、サポートしてくれる会社もなく、「もはやどうしようもない」とあきらめてしまいがちです。

しかし、実際はきちんと指示さえれた通りの手続きさえとればファンドの凍結解除はできますし、凍結解除後は解約可能です(※もちろん、投資をもうしばらく継続したいのであれば継続も可能です)のでご安心ください。

ただ、凍結解除や解約のやりとりは全て英語で、専門用語や公証などの理解がないと、多くの日本人は指示書が何を言っているのかすらわかりません。

したがって、英語のわからない素人が手続きをしようとしても、実際は、非常に難しいのが現実です。

でも、ご安心下さい。

当事務所では、10年以上にわたり、パスポート認証や英文レターの作成のサポートなどの形で、マンインベストメントのAHLの解約代行サポート(現在はBNYメロン社のAHLというほうが正確かもしれません)を行ってきております。

そして、今までAHLの解約は100%成功しています。

当事務所は、書類の準備方法のアドバイスから書類作成、解約にいたるまで、全力でサポートいたします。

英文に何が書いているかわからず、マンインベストメント社のAHLの解約でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

※当記事は、海外投資を推奨するものでも解約をすすめるものでもありません。当事務所では、法令順守のため、投資を継続すべきか否かなどの投資判断については一切のアドバイスを行っておりません。ファンドの売買時期などの投資判断については、投資家の方の自己責任でお願いいたします。